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本書は京都の六角仏教会から頂いた2009年、2010年度の研究助成金によって立ち上がった研究グループによる研究成果をまとめたものである。論文執筆者は編者有縁の人々であり、研究テーマは親鸞教義の諸問題である。今日の真宗学の研究分野は、真宗教義学・浄土教理史・真宗教学史・真宗伝道学と大きく4つの分野に分かれている。本書は真宗教義学のテーマが多数を占めつつ、浄土教理史、真宗教学史の研究分野も広義の真宗教義学の諸問題として収録されている。
親鸞聖人の求道体験とその生涯から浄土真宗の教えを解きおこし概説した体系的入門書。 「生死いづべき道」「阿弥陀仏とその本願」「聖道の教えと浄土の教え」「念仏往生と信心正因」「浄土真宗の利益」という章立てによって、浄土真宗の基本と概略が網羅されている。
浄土真宗のみ教えや歴史などについてまとめられたもので、浄土真宗本願寺派の門信徒にとってこれだけは おさえていただきたいとの思いから書かれたまさに門信徒必携の一冊です!